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介護タクシーに関する川柳のブログです
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走蔵の 車で走る ふるさとの道

<解説>

昨年10月に、故郷の山形に転居し、この4月
から、山形市で再び「介護タクシー走蔵」を
開業した。
これまでは、たまに帰省して走る程度だった
山形の道だったが、これからは走蔵の仕事場
としての道路となる。そうなると、あたりの景色も
なんとなく違って見えてくる。不思議なものだ。
これから、どんなお客さんに会えるのか。
どんな感動が待っているのか。不安と言うより
むしろわくわくした気持ちだ。
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「助けて下さい」と しゃがれた声で 繰り返し

<解説>

予約日は1ヶ月も先だというのに、それまでに
何度も何度も確認の電話をくれる方がいる。
「大丈夫、必ずお迎えにいきますからね」と
答えるのだが、それでもなお
「助けてください、お願いします」と繰り返す。
これまで、よほど世間に裏切られたのだろうか。
乗車後もずっと、面倒をみてくれない息子や
ちゃんと仕事をしないヘルパーなどへの愚痴が
続く。
話のすべてが真実かはわからないが、少なく
ともそのようなことを言いたくなるような環境で
あることは確かだろう。

日本人は、何かを失ってしまったのだろうか?
例年の 花見も今年は 走蔵で

<解説>

毎年、公園に花見に行っているという仲のよい
ご夫婦から、送迎の依頼があった。例年は
ご主人が奥様の車椅子を押して公園に行って
いたのだが、ご主人の体力も弱くなり、それも
困難になったためということ。
喜んでお請けした。
自宅を出てすぐのコンビニで車を停め、ご主人が
ビールを買い込んできた。桜の下で飲むのだと
言う。わたしにもおすそわけがあった。
公園についてお二人を下ろし、また帰りにお迎えに
行ったのだが、お二人とも満足げな様子だった。
こういう仕事は、とてもうれしいものだ。
病院の 送迎バスが うらめしい

<解説>

これまで3人の方の送迎をしていた
透析病院でも、自ら送迎サービスを
行うことになった。そうしないと、お客
(患者)が他の病院に流れたり、新規
の患者さんを誘致できないのだそうだ。
おかげで、走蔵の仕事がずいぶん
減ってしまうことになる。
利用者さんのことを思えば、無料で
送迎してもらえるのだから、喜ばしい
のだけれど、こちらの本音はそう手放し
で喜ぶわけにもいかない。
少しヒマになるが、この際、また初心に
戻って営業活動などをやってみるか。
雨の日は 通院できぬと キャンセルし

<解説>

今日、通院予定だったご利用者さんから
キャンセルの電話が。今日は雨模様で
でかけたくないから通院は取りやめると。
「今日は体調が悪いので病院には行かない」
という落語があるが、それに近いかも。
でも、高齢者の通院はたいていこのような
もの。行かないと落ち着かないらしく。
ただ、通院が唯一の外出、と楽しみにして
くれるお客様もいる。そういう方にとっては
雨での通院キャンセルは、きっと残念な
ことなのだろう。


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